マニュアルは「分厚くしない」「手厚くしない」

マニュアルは「分厚くしない」「手厚くしない」

ファーストフード店などでは、「杓子定規のマニュアル対応をされて気分を害した」
「もう少し融通を聞かせたほうがいいんじゃない?」

という声が聞かれることがあります。

極端な例だと
「マニュアル対応すると人間らしさが少なくなる!
うちではマニュアルなんかいらんのや!」
という方もいらっしゃいます。

マニュアルが人間らしさをなくす原因?
いえいえ、そんなことありえないですよ。

確かに業務を効率化すると、人間は楽になり、人間らしさがなくなっていくようにも感じます。

  • 人間じゃなくてもできること
  • 人間ができること
  • 人間しかできないこと

すべてマニュアルにしますか?

マニュアルは「人間しかできないこと」を最大化する

手順化や標準化ができる業務は、どんどんマニュアル化して、機械ができる部分は自動化したり、仕事を覚える必要のある新人さんに任せてしまいましょう。

時代の流れにそって、
「人間しかできないこと」
はどんどん増えていきます。

どんな時代でも、たとえIT技術がどんどん進んでも、「人間しかできないこと」はなくなりません。

人が少ない環境でも仕事をこなすため、「人間しかできないこと」に手間をかける必要があります。
そのために、一度作った完成のマニュアルはどんどんブラッシュアップしたり、マニュアル化を進めていく必要があるのです。

マニュアルで「創意工夫」が生まれるか?

マニュアルにありとあらゆることを書くのは、どの立場の人にとっても大変です。
部下は実務で、上司は管理で、社長は資金繰りで、みんな大変です。そこまでしてマニュアルを作って効果があるかどうかもわかりません。

マニュアルは必要最小限の記載と、Tipsが載っている状態が望ましいです。
なぜかというと、すべてがマニュアル化されていると、「人間が対応する部分がなくなる」ので、読み手が「創意工夫」を行わなくなるからです。

「創意工夫」が生まれる場には、次へ進む原動力があります。


分厚いマニュアルは作るのも大変です。
創意工夫、大事です。