一文一義 | マニュアル作りのワンポイントヒント

伝わりやすく明快な文章を書くためには、ひとつの文章にはひとつのことがらを、事実に基づいて書くのが基本です。

ひとつの文にいくつもの意味を込めると文の構造や係り受けが複雑になり、読み手の理解度が低下します。

たとえば、

複雑な文を読む

「よくわからん・・なんじゃこりゃ?」

書いた人に問合せ

対応コスト発生

という悪循環が発生します。

簡単なことを簡単に書く近道が「一文一義」です。

マニュアルは同じような文の繰り返しが多いのですが、文の構造が複雑な場合は、応用がききません。
少しだけ違う文は書きにくいものです。

そして、少しずつ違う文を複数翻訳する場合には、一文一義の文章でないと翻訳コストは増大します。

一文一義に近づける例

リモコンの右側にあるAボタンを押しながら、左側のBボタンを押した時に、キャラクターがAボタンだけ押したときより速く動きます。

Aボタンを押しながら、Bボタンを押します。
キャラクターの動きが速くなります。

※ リモコンが1種類しかない場合は、リモコンと書く必要はありません。
※ ボタンに名前がついている場合は、右や左と重複して書く必要はありません。
ただし、

  • ボタンの場所がわかりにくかったりする場合は補足を加える。
  • ターゲットユーザーが子供の場合や、ユーザビリティを考慮する場合は、「Aボタン」「Bボタン」という表現よりも「右のボタン」「左のボタン」と表現する。

という事もあります。