「おいしいITのおいしいとこだけ」は難しくない
弊社、マニュアル制作が本業でありながら、IT化についての相談もよく受けます。今回はそのあたりのお話です。
弊社では、マニュアル制作の中心となる「人が考える」部分に注力するために、経理やCRM、コミュニケーションを中心にIT技術を活用しています。 しかし、「IT技術を業務に導入したり活用するのは、スキルもコストも必要」 これも事実です。 こだわりがあって、「どうしても今やっている業務をITに完全に置き換えたい」「全自動化したい」とご相談いただく方もおられます。 しかし、「完全に」「全自動」という「依頼者が納得いくレベルのIT化」や、さまざまなITツールを組み合わせてうまく利用するためには、関わるツールや裾野の技術に精通した技術者はもちろん、コストもそれなりに(場合によっては数百万、数千万単位で)かかります。 IT化の一歩を踏み出すにはどうすれば良いのでしょうか?
この3句で分類すると、豊臣秀吉だけが正解です。
「泣くまで待とう」の方は永遠に何もできませんし、「殺してしまえ」(辞めてしまう)は論外です。IT化に踏み出せない方は、「まず自分でチャレンジしてみる」ことが重要です。 ●迷惑メールが多くて困ってる方は、メールのフィルターを設定して自動削除したり、専用のフォルダー/ラベルに自動的に移動するように設定したりと、問題に「チャレンジ」することで大半が解決できます。しかも数分で。 ●やりとりの中心が電話で、話者以外への情報伝達がうまくできない方は、チャットツールなどを活用するか、電話のやりとりそのものを他に置き換えてしまうと良いです。 おいしいところを使いまくる ITツールの難易度と、人間が使いやすい部分のイメージを作ってみました。 IT系のツールを活用したい場合、機能の大半は「簡単に使える」部分でもあり、「活用できる」部分でもあります。 ほどほどに使う部分をどんどん使ったり、ツールを自分好みにカスタマイズすることで、おいしいところを存分に味わうことができます。 << Test 姓 >>さんも、参考になさってください。 ※弊社ではシステム開発自体は基本的に請け負っていませんが、目的がマニュアル制作に関わることであれば、ご相談させて頂きます。 |
情報親方が使っているITツール(一例)
「ビジネスが加速するクラウド会議室」です。チャットをしながらタスクを作ったり、ファイル添付、ビデオチャットなどができます。 Excelで行っているような業務を簡単にアプリ化して使えるツールです。組織構成と合わせてワークフロー構築も可能です。 1アカウント月額500円から使えるグループウェアです。メールやカレンダー、ドライブ、ハングアウトなど、基幹となる機能が揃っています。 KDDIが運営する、IP電話のしくみです。 ツール間を橋渡し出来るツールです。 スマホがあればマニュアルが作れるツールです。 請求書や見積もり書を作成する「board」とクラウド会計ソフトの「Freee」を連携することで、バックオフィス系業務のスピードが上がります。 と、これ以外にも無料有料問わず複数のツールを利用していますが、代表的なものを書いています。 |